テクニカルジャパンでは、技術を駆使した物づくりで伝統工芸を世界に広め、日本の伝統文化と技術の継承を行います。
‟新しい服の形”
◇半纏 袖なし
(ちゃんちゃんこ)
- 久留米絣 -
★ 2024年 全国伝統的工芸品展 入選
久留米絣とは、
約200年前に農家の娘により、優しい柄を浮かび上がらせる技法で生み出された筑後地方に伝わる日本の重要無形文化財に指定された綿織物です。綿糸を先に藍で染めて織る事により生まれる独特なかすれ模様が特徴で、綿素材の久留米絣は、夏涼しく、冬暖かい、着心地も大変良く、機能性の高さも愛される人の温もりを感じる素材です。又、素材も丈夫で、日常着や仕事着としても最適です。
30もの工程で約3か月を要して作られる久留米絣は、柄を生み出す為に糸束を縛って染色し、染めた糸束を一本一本の糸に解き、その糸を織る事でやっと一枚の織物が出来上がります。機械織りでは表現できない繊細な柄を生みだせるのが手織りの魅力です。